信州は食材の宝庫だ。
オーガニック、ビーガン、地産地消、そんな三拍子そろった素晴らしいカフェがこの地域にはある。
ただ、その店があるのは、軽井沢でもなく、人の多い小諸や佐久の市街ではない。
望月と呼ばれる地域の、のどかな田んぼのど真ん中。車を走らせていくと見えてくるのが、そのお店。
今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、オーガニック&ナチュラルカフェ Pure Plants (ピュアプランツ)の紹介。
Pure Plants (ピュアプランツ)
場所は佐久市望月地区。もともとは、中山道の宿場町である望月宿を中心に発展したエリアであり、お店は、そのさらにはずれにある。知らなければ絶対に通り過ぎてしまうだろう。
この、パステルグリーンの外壁が目印。
車で走ると、このお店のロゴが見えるので、見逃さないように。
お店の入口はこんな感じになっていて、8台前後、車を停められるかなあ。
居心地のいい店内
店の中からは、望月の里が見え、窓際の席は特に開放的な雰囲気。晴れていれば浅間山を望めることも。
全体的に落ち着いた優しい雰囲気で、女性受けしそう。
というのも、こちらは、もともと東京でオーガニックジュースバーをやっていた女性の方が作ったお店。以下ウェブサイトより引用。
都内でオーガニックジュースバーTrueberry(http://trueberry.jp/)を創業し、コールドプレスジュースの原料を探すために、自然農をしている農家さんのもとへ全国あちこち訪れていました。
そのうちの一つである長野で導かれるような出会いがあり、2017年4月に家族で長野へ移住。長野で暮らし始めてから、美味しい旬のもの、地のものをいただく喜びを知りました。
そして有機農家さんをあちこち巡っていた時のことを思い出すと、日本には良い素材がたくさんある。良いものを気概を持って作っている人たちがたくさんいる。
それらがどんどん日本中に広がっていってほしい、そして良いものが当たり前の日本になってほしい。
Pure Plantsは、そんな良品やそれを作っている人たちをお伝えしていくお役目になれたらと、一つ一つ大切にみなさまにお届けしていきます。
お店のコンセプトは、有機農家さんをエンパワーメントするといったところで、とにかく素材の良さが際立つメニューばかり。
からだにやさしい素材で作られたカフェメニュー
そんなカフェメニューを紹介。まずはオーガニックスムージー。可能な限り有機の野菜や果物を使っており、どれも身体に美味しい味。
もともとスムージーのお店を東京でやっていたくらいなので、びっくりするくらいおいしいし、女性視点でインスタ映えするような、見栄えにもこだわった一品。
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この日頼んだのは、ローカカオスムージー。オーガニックコーヒーを使っており、自家製のホイップクリームは甘すぎずしつこくない上品な味わい。
これで700円とか、全世界のなんとかバックスコーヒーは土下座するレベルだと思う。なんかもうフラペチーノとかの写真撮っている場合ではないと思っていて、本当に美味しくて、からだにいいものを求めるならば、みんな望月に行くべきだと思う。
続いてパンケーキメニュー。乳製品不使用、さらに200円でグルテンフリーのものにも変更ができる。
ビーガンの人も安心して来れるような構成は、さすがの一言。いやあ、ニューヨークでもサンフランシスコでもない、信州の田んぼのど真ん中なんだけれど、望月にはすごい店があるよなあ。。
この日頼んだのはキャラメルパンケーキ。トッピングはそばの実。
他にも、スムージーボウルだったりとか、
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ホットスムージーなんてメニューもある。おなかにやさしくて身体が温まりそうだなあ。
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時間限定のランチメニューも
木曜日と土曜日は、ピュアプランツオリジナルのランチメニューを提供。
可能な限り地元の野菜を使うなど、地産地消を意識している所に好感が持てる。
また、水曜日と金曜日は地域の料理家との連携でランチを提供しているみたい。
例えばこちらは小諸のtentendotのカレー。妻がここのカレー教室に通っているけれど、1年のうちインドに半年、小諸に半年滞在するというガチのカレー研究家の方で、ほんとうに美味しいカレーを作ります。
今回はカフェだけだったけれど、近い内にランチメニューも行ってみたいなあ。
地産地消で物販も
このお店の素晴らしいところは、この地域の良いものを集めた、物販所としても営業しているところだなあと感じる。
こちらはマクドナルドさんの作るチャトニー(チャツネ)。マクドナルドさんは同じく望月に住み、個人のハウスミュージアムをやられている人。イギリス直伝のチャトニーを生産していて、これがかなり本格派。
食品以外にも地産のものがいろいろおいてある。例えばこちらは原村と富士見町で作られたナチュラル石鹸。どちらも八ヶ岳を超えた向こうにある町。手作りでこの値段はなかなかないのでは。
農家さんが作った作品なども。これはソイキャンドル。味があって素敵。
こうして、地域に貢献することって、本当に素敵なことだなあと思うし、なにより身体にやさしいカフェが、こんな山奥の田んぼの中にあることに、驚きと感動があります。
望月恐るべし!
こんな使い方がおすすめ
・客層は?:女性視点の店作りをしていることもあり、女性客が多い印象。でも男性でも好きになる人は好きだと思うので、ぜひいろいろな人にいってみてほしいなあ。
・シチュエーション?:身体にやさしいものを食べたいなあと思ったときには間違いなくここはおすすめ。東京でもめったに出会えないような美味しいオーガニックスムージーだったり、地物の良質な素材を使ったカフェランチなどが楽しめるはず。
・子連れフレンドリー?:写真取るのを忘れてしまったのだけれど、ちょっとした小上がりで、座敷として使えるスペースがあったので問題ないはず。何よりオーナーの方が2児の母ということもあるので、優しく迎えてくれるはず!
現場からは以上になります。
#軽井沢移住者グルメ100選 のアーカイブはこちら。
過去の、軽井沢周辺のランチ・ディナー関連記事が一覧できます。
ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
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このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。
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