長距離移動中の高速道路のサービスエリアだったり、ドライブの休憩がてら立ち寄った道の駅だったり、何かの用事のついでに食事を済ませよう、期待せずに入った店にもかかわらず、意外にも美味しかった、ということがある。
何年か軽井沢に住んでいると、東信地域でもそういう店に行き当たることがある。
そして、このあたりでは一番の唐揚げを見つけてしまったのだから、この#軽井沢移住者グルメ100選 に選ばざるを得ない。
ということで、今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、食事処 ひらねの紹介。
ひらね
この店、おそらくではあるが、観光雑誌やグルメ情報誌には載らないお店である。
それには理由があって、ここ、日帰り温泉施設「平尾温泉 見晴らしの湯」の中にあるお店なのだ。
とりあえず場所から。Google mapはこちら。
スキー場やカブトムシドームなどがある、平尾山公園「パラダ」に併設。
軽井沢から車で向かうのであれば、岩村田に抜ける県道156号線を目指すと良いかと思う。旅行客の人であれば、佐久平PAのスマートICから出てすぐなので、軽井沢へ行く前や、帰りに寄ってもいいかも。ちなみにピークシーズンの碓氷軽井沢ICは渋滞がすごいので、このスマートICを迂回に使ってもいいかも。
温泉施設「見晴らしの湯」の中にあるけれども、食事だけの利用もできる。温泉の受付でその旨を伝えると、黄色いカードを貰える。このバーコードを見せて注文すればいい。
あっ、ちなみに今回はグルメレビューだけれど、温泉のレビューもこちらにあるので、そちらに興味ある方は合わせてどうぞ。
のんびりした雰囲気
個人的にここをおすすめしたいのは、そののんびりした雰囲気にある。軽井沢のお店、いいんだけれど、敷居が高いところが多い。その点ここは佐久市、肩肘立てずに家族でのんびりしていたり、地元の友人同士で来ていたり。
昼間にいくと、地元のおばちゃんたちが談笑していて、休日感ある。トンボの湯があるハルニレテラスもおしゃれでいいけれど、この全くおしゃれでないところが、ゆるーいかんじで良いのである。
店内も広々している。キャパはかなりあるので、お盆だったり連休でもない限りは、並ぶこともないはず。
眺望もすばらしい。佐久平が一望できるし、天気が良ければ八ヶ岳や蓼科まで見えることも。この景色を見ながらの食事が最高。
定食であれば唐揚げ一択
次にメニューの紹介。
基本的には、みんな定食だったりどんぶりだったり、蕎麦を食べているような感じ。まあ、一般的な日帰り温泉の定食屋と思えばいい。
定食で一番人気は、唐揚げ定食(880円)。月間500食以上らしい。
唐揚げは、片栗粉が少し多めで、カラッとした揚げ具合。作り置きはせず、注文が入ってから揚げているのでいつも揚げたてが来る。6個も盛られており、ボリュームもしっかりしてる。
おすすめは、ご飯をミニいくら丼に変更するオプション。いくらの盛りが半端ない。これで+450円とか。。
ここまでくると、一人で食べるにはかなりのボリュームなので、うちはだいたいこれともう一品ほど頼んで、夫婦で山分けしてる。この日頼んだのはおでん(580円)。きちんと出汁をとっているようで、深みのある味だった。
また、定食のほかにどんぶりもある。ひらね天丼とか、大ぶりのエビ天が3本も入っていてお腹いっぱいになる。味噌汁とお漬物つき。
天ぷらのクオリティもなかなか。唐揚げもそうだけれど、揚げ物が全般的にレベル高い印象。
平尾温泉 みはらしの湯@佐久市⑦
— まゆち (@mayuchix) December 21, 2016
飲食は、食事処ひらねにて。
〝当店一押し〟の「ひらね天丼」1280円を頼んでみました。
大きな海老天が3尾、野菜の天ぷらがいくつかのって、ボリュームがあります。
サクッと揚がっていて美味しかったです~🍤💕#佐久市 #日帰り温泉 pic.twitter.com/jBlCS3xG7l
なんと出てくるのは十割蕎麦
この食事処が、一般的な日帰り温泉よりも頭ひとつ抜け出ているなあと思うのが、蕎麦のクオリティである。
なんとここの蕎麦はすべて十割、しかも信州産というのだからすごい。軽井沢でも、十割そばを提供している蕎麦処は「蕎遊子」「志な乃」「きこり」など数店舗なので、貴重なお店である。
本日の少し早いお昼ご飯、平尾温泉みはらしの湯内食事処ひらねにて、とろろ冷やかけそばを大盛で頂きました。 pic.twitter.com/6TBoPkxwIP
— よんくる (@yoncru) July 14, 2018
9/17
— nature (@azumin27) September 17, 2018
パラダの中に温泉とレストランがあって、お夕飯を食べて行くことに。わたしはミニネギトロ丼定食を注文してみました。ここの信州十割蕎麦が美味しくて旦那さんが驚いてた。今度お義父さんを連れて来ようという話になりました🌸座敷席があるのも赤ちゃん連れには嬉しいポイント👶🏻見晴らしも良好 pic.twitter.com/YYAstY1K2f
お腹が空いたときなんかは、そばとどんぶりがセットになっている「あさま御膳(1,480円)」がおすすめ。最上位の「みはらし御膳」なんかは、そばに加えてお造りと天ぷらもついてくる。1,680円と値段はするものの、十割蕎麦がついてこの値段なので、かなりコスパはいいのではないだろうか。
しかしすごいボリュームだ。いつもお腹いっぱいになってしまう。
「食事処ひらね」でみはらし御膳。蕎麦や天丼の他には刺身定食や海鮮丼などなぜか海のものがけっこうありました。 pic.twitter.com/Yyllyq0QKt
— こーち@は静かに暮らしたい (@kouchito) December 17, 2016
お酒やつまみのメニューも
定食、どんぶり、蕎麦と紹介してきたけれど、温泉あがりに一杯やりたいという人も多いと思うので、そのあたりのメニューも紹介。
評判の唐揚げは単品でも頼める。580円。ほかにも、刺し身、だし巻き卵、小エビの唐揚げなどビールが進むものばかり。個人的にはつぶ貝の唐揚げがおすすめ。いやほんと揚げ物のレベル高い。
湯上がりの一杯、すごくいい。
アルクマを待つ間、パラダ隣にある「みはらしの湯」にてお風呂&岩盤浴してきた!
— ぼんたんあめ(シナノのすがた) (@ma05ssu05nn) May 27, 2017
すごいみはらし良かったです!
お風呂あがりの1杯←
なんでこんなにビールが美味いんだ!
車で来なくて本当に良かった!←そこかよw
今私はただのオッサンwwwwww pic.twitter.com/LBtr0PKZKs
そして、佐久は日本酒どころでもある。地酒も置いてあるので、旅行客の人は是非試して欲しいと思う。
気合い入れて飲むのであれば、宴会メニューも用意されている。試したこと無いけれどかなりのボリューム。3,000円コースと4,000円コース。
こんな使い方がおすすめ
・客層は?:地元の人が8割、残り2割がドライブ客といったところ。日によってずいぶん客層は変わるかも。平日の夜なんかは地元の人しかいない。
・シチュエーション?:食事をしにいくというよりは、温泉ついでということが多いので、個人的には平日の夜にも行ったりする。温泉に入って週の半ばで疲れを取れるので良いし、夕飯も一緒に済ませられるので最高。しかも唐揚げがうまい。
・子連れフレンドリー?:温泉施設のお客さんがそのまま流れているので、子供が居ても全然大丈夫。座敷もある。お子様ランチやお子様カレー(各750円)もあるし。最高かよ。
現場からは以上になります。
#軽井沢移住者グルメ100選 のアーカイブはこちら。
過去の、軽井沢周辺のランチ・ディナー関連記事が一覧できます。
ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
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このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。
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