人生に疲れた夜、人が最後に行き着く先は、焼き鳥ではないだろうか。
日本には、「ハレとケ」という概念がある。
パーティーだったり記念日だったり、そういう晴れ晴れしいシーンではなく、居酒屋で静かに独りで、自分と語りながら、ゆっくりと過ごしたい時がある。落ち着いた空間で、カウンターから出される焼き鳥を酒の肴に、自分自身と向き合いながら、しっぽりと飲むような夜。
そんなシーンにピッタリなのがこちらのお店。軽井沢にも、西麻布や中目黒にあってもおかしくないような、おしゃれな焼き鳥屋があるのだ。
今回の #軽井沢移住者グルメ100選 は、焼き鳥 Birds(バード)の紹介。
bird(バード)
このお店があるのは、中軽井沢の駅前。北口のロータリーを出て、西に少し進んだ、住宅街の中で、ひっそりと営業している。
お店の場所はこちら。
一見、ここが入り口?と思えるような入り口。例えるなら、病院だったり、役所だったり、すこし古くなった公共施設の廊下のような佇まい。
入り口にある看板を見逃していたら、間違いなくこの店に気づくことはない。
中に入ると雰囲気は一転
少し不安になる外観ではあるが、勇気を出して入ると、そこにはおしゃれな空間が広がっている。
二人で並べて、落ち着いて話ができそうなカウンター。
カウンターにならぶウイスキー。この時点で、この焼き鳥屋は間違いないな、と確信できるパターンである。
冬は薪ストーブで暖をとれる。
インテリアとして、軽井沢に縁のある、ジョンとヨーコってやつ。
写真撮り忘れたけれど、小さな座敷席もあった。
定員さんも若く、元気がありながらも、落ち着いた雰囲気で営業されている。とりあえず一度行ってみてほしい。
焼き鳥はレアな部位も
次にメニューの紹介。焼き鳥屋なので、串焼きメニューから。
この日にいただいたのは、こころ(心臓部分)。食感がなかなか。
つくね。これは絶品だった。山椒をかけて食べる。最高。
定番メニューはもちろん、丸ハツやつなぎ(心臓とレバーの間)などのレア部位も。まだまだ全然制覇できていないけれど、どれも期待できそう。
焼き鳥以外のメニューもおいしい
焼き鳥屋といいつつ、いろいろな居酒屋メニューも充実している。
新鮮な胸肉を軽く炙り、ワサビ醤油で和えただけの、「とりわさ」。
シンプルな料理ではあるが、鮮度がいいので美味しい。
鶏の唐揚げ。ネギソースがよく合う。付け合せの野菜の盛りもけっこう多く、合わせて食べられるのでさっぱり。
九条ネギと豆腐の卵とじ。鴨だしが効いていてあたたまる。軽井沢の寒い冬には最高。
あとは、メニューの一覧を写真に撮ったので参考まで。
その日によって変わる黒板メニューも。
アルコールメニュー
ビールはキリンラガー。
ワインも揃えてある。
日本酒。信州産は、佐久の「澤の花」と、諏訪の「翠露」。裏日本酒もあるって。
焼酎のラインナップ。
最後に、梅酒と、ソフトドリンクのメニュー。
実はこの日は運転があったので飲まなかったのだけれど、焼き鳥と一緒にいろいろお酒も楽しめそう。
あーブログ書いていたらまた行きたくなった。誰か一緒に行きませんか。
こんな使い方がおすすめ
・客層は?:中軽井沢の住宅街にあることもあり、地元のお客さんと別荘族がほとんどといった印象。旅行者はまず来ないだろう。グループの対応もできそうだったけれど、店のキャパシティを考えても、2−4名程度の少人数で来る人達がほとんどだと思う。
・シチュエーション?:主に夜の利用。ハイシーズンであれば予約しないと飛び込みで入るのは難しいかも。ゆっくりと飲みたいときには最適。
・子連れフレンドリー?:雰囲気を考えると、あまり向いていないかも。大人な感じのお店です。
現場からは以上になります。
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ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
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このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。
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