軽井沢の冬は寒い。
調べたところ、1月の平均最低気温は氷点下8.7℃。これは札幌よりも低いらしい。長野県の中でも、高原を除くとトップレベルの寒さ。これは鍛えられるよね・・・
ということで今シーズン、軽井沢に移住してから初めての冬を過ごしており、昨シーズンは東京で冬を過ごしていた身として、いろいろと気づいたことがあった。今回のブログエントリでは、気づいたこと幾つかを注意点として書き留めておきたい。
思いがけないタイミングで雪が降る
軽井沢の冬の到来は早い。2015年は、11月25日に初雪を観測。東京都心ではまだ紅葉が始まりつつある頃のタイミングだ。
そんなに早いの?と思うかもしれないが、軽井沢では10月に氷点下を観測する日もある。東京の感覚からすると、11−4月までずっと冬・・・と覚悟しておいたほうがいい。初雪降った。おはようございます pic.twitter.com/zg4tqfOJYH
— 軽井沢移住者の櫻井です (@HelloKaruizawa) 2015年11月25日
ずいぶん寒くなった10月最終日。軽井沢では11月始めには氷点下の朝も。#軽井沢情報をツイートしていく pic.twitter.com/YVy9hzwMJn
— 軽井沢移住者の櫻井です (@HelloKaruizawa) 2015年10月31日
軽井沢、新幹線車内、そして東京。ドレスコードが難しい
すでに軽井沢ではこのように11月でも寒くなりつつある一方で、東京ではまだ秋まっさかりである。11月はじめから約1ヶ月は、ドレスコードに苦慮する。象徴的だったのは12月11日。この日は12月としては観測史上2位の暖かさ、気温24.1℃まであがり、さすがにこの日はきつかった。東京でダウンジャケットを着ていたのは自分と、外国からの観光客ぐらいだった。
で、どのような服装で通勤すればいいのかという話。ただし、ドレスコードは寒い方に合わせないと風邪を引く。軽井沢駅から家までの極寒ロードを考慮すると、ダウンジャケットはどうしても必須アイテムになる。ただ、その下にはセーターもしくはカーディガンなど、温度調整がいやすい服を着ておいたほうがいい。
というのも、軽井沢駅から乗り込む新幹線の内側はかなり温かい。たぶん暖房は20℃以上に設定されているはず。ホームと客室の間にドアが2枚あるので、気密性も高い。余談だが新幹線が暑いと思っている人はけっこういる。まあ寒いより全然いいと思うが、そこではダウンジャケットを脱ぎ、さらにもう一枚セーターを脱いでしまうくらいでもいいかもしれない。
新幹線に乗ってます。快適ですが
— うなぎキャプテン (@unagi_cap) 2015年12月27日
暖房が効きすぎ…外に出た時、気温差で風邪ひきそうです。
新幹線の車内が暖房ガンガンでぬくぬく♨️
— ひよ923 (@maxtakahiro320) 2016年1月1日
東京で乗り換えたあとは、ダウンジャケットでとりあえず会社までがんばる。会社についたあとは、ジャケット1着を常備するということで解決を試みている。ちなみにそのジャケットは、シャツの色を選ばずに着回せるような色のものがいいと思う。
車のフロントガラスが凍る
車のフロントガラス。容赦なく凍る pic.twitter.com/OckxQspDQc
— 軽井沢移住者の櫻井です (@HelloKaruizawa) 2015年12月30日
通勤関連でもう一つ、朝の車問題。11月以降の最低気温はデフォルトで氷点下なので、容赦なく霜が降りる。この写真は車のフロントガラスだが、ここまで凍るとこすっただけではきれいにならない。乗車前の5分以上前にエンジンをふかしておくとか、市販のフロントガラス融解スプレー
この対策方法はいろいろあるようだが、まあ一番簡単なのは市販のスプレーだ。普段は乗車前にエンジンをふかしておくのだけれど、急いでいてそういうヒマもない朝には重宝する。まあ2−3本常備しておいて損はないかも。こういうやつね。
結露した窓枠が凍る
冬の軽井沢での問題の一つは結露。窓枠が凍ってしまうのだがみんなどう対策しているんだろう pic.twitter.com/UO1slcG6Av
— 軽井沢移住者の櫻井です (@HelloKaruizawa) 2015年12月30日
車のフロントガラスだけでなく、軽井沢の冬にはいろいろなものが凍る。窓枠がその一つで、結露したそばから凍ってしまうことが。これみんなどうやって対策しているのかな。。放置しておくとカビの原因にもなりそうなんじゃないかと思うのだが、どうなんだろう。そもそも、結露のカビ対策も必要だろうし。このあたり良い知恵がある人は教えて下さい。
洗濯物が乾かない
気温が上がらないので、洗濯物の乾きはまあ悪い。そもそも、寒い日は洗濯物が凍るから、外に干すことすらできないので、基本部屋干しになる。電気代がかかるのでずっと導入を見送っていたのだが、この状況ではさすがに除湿乾燥機を買った。もともと軽井沢は、沢ということもあって湿気が多い土地なので、冬だけでなく夏も活躍してくれるから良い買い物なのではないかと思う。とりあえずパナソニックの一番売れ筋なやつをポチっておいた。洗濯物が乾かないとか、ストレスの原因でしかないので、こういう生活のQOLに直結するところの出費は、あまりケチらないほうが良いと思っている。
ちなみに除湿乾燥機のシステムというのは、デシカント式とコンプレッサー式というのがあるらしいのだが、買ったのはこの2つを組み合わせたハイブリッド式というやつで、冬でも夏でも活躍してくれるらしい。詳しい情報知りたい方はこちらのメーカー公式ページ。パナソニックの回し者ではないが良い製品だと思う。
軽井沢での生活は寒さゆえに不便なこともたくさん。ちょっと初めてのシーズンはいろいろと試行錯誤しなければいけないことが多そう。ただ、慣れてくればそんなに大きな問題でもない気がする。まあ住めば都って言葉もあるし、とりあえず今シーズンはいろいろとやってみないとね。
ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。
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