東京から軽井沢に引越をした。家財と一緒に軽井沢の土地を踏んだのが4月15日のお昼すぎ。荷物の開梱やインテリアの整理などひと通り落ち着いたので、まる4日たったこのタイミングでいろいろと気づいたことを挙げていこうと思う。
当たり前の話だが、寒冷地に引っ越しをする日は、雪の日や雪が残る日にした方がいい。東京はこの時期、桜も散り始めて新緑が萌えるばかりの春の陽気だが、軽井沢はまだ氷点下に落ちる日もある。4月に入ってからならばまあ大丈夫だと思うが、3月あたりだと、たとえば日陰には、まだ雪が残っている可能性がある。雪が残る中の引っ越しは、寒いし、路面がすべるし、時間もかかるのでおすすめできないと思った。本当は需要が高い3月を避けて4月半ばの引っ越し時期を選んだのだが、このタイミングで良かったと思った。
1,引越し日の暖房を考えておいた方がいい
ある程度は覚悟していたのだが、軽井沢の4月、朝晩はまだまだ寒い時がある。これはスマートフォンが見せていた軽井沢の天気予報。 いまさらだけれど、まだまだ朝晩は寒い。。 pic.twitter.com/epkRQ3Ew8J
このように、最高気温と最低気温の差が15度くらい開いている日も珍しくない。軽井沢の住宅は、一戸建てなら薪ストーブや床暖房を設けるところも珍しくないみたいだが、賃貸の我が家は灯油ストーブがメインユースになる。ただ、東京に住んでいる人で灯油ストーブを持っている人なんてそんなにいないと思うので、おそらく高い確率で新しい灯油ストーブを買うことになるだろうということ。
ここで教訓を得たのは、引越しした日をどう過ごすかということをよく考えた方がいい、ということだ。うちは引っ越し翌日につくように灯油ストーブをオンラインショッピングで注文していたのだが、引越し当日は思わぬ寒さに凍えるはめになった。。幸い、こちらに住んでいる友人がいたので助けてもらったので事なきを得たのだが、引越し当日から風邪を引く所だった。
ちなみにこちらは、碓氷軽井沢IC直前にある横川サービスエリアの桜。4月半ばで満開になっているレベル。軽井沢はそこからさらに登った高地なので、まだつぼみが少し膨らんでいるくらいで、まだ春と呼べる陽気ではないくらい寒い。
桜がきれい。 このあたりではちょうど満開か (@ 横川SA in 安中市, 群馬県) https://t.co/wqzFtEwww9 pic.twitter.com/LSehipYdhT
— 櫻井 泰斗|Taito Sakurai (@SakuraiTaito) April 15, 2015
2,軽井沢は高地ということを忘れてはいけない
軽井沢は浅間の南東側の斜面にある土地で、軽井沢駅は標高約940mもあるらしい。これは個人差があると思うのだが、人によっては高山病になることがあると思う。引越し当日は疲れのせいかもしれないが、軽い頭痛を覚えたし、眠りも少し浅かったような気がする。
同じようなことを思っている人がいるかどうか、「軽井沢 高山病」でツイートを調べてみたら、けっこうツイートしている方がいる。これは大げさだと思うけれど、まあこういう冗談が生まれるくらい高地ってことか。
長野民は高山病対策に携帯酸素を所持してるって隣人が言ってたRT @alcin1696: 長野怖い、軽井沢怖い RT @LAmant: @alcin1696 長野は既に治外法権だよ。もはや異界であると言っても過言ではない
— 雨宮のん (@non00) August 6, 2010
ああ、なるほど、と思ったのはこちらのツイート。ゴスペルグループの方でしょうか。歌を歌う人は、確かに酸欠になるリスクが高そう。。
軽井沢高原教会コンサート、終了~♪今回は無事に楽しいだけで終われましたーっ!!(笑)高山病は無し!w 今回にもあの曲が入ってたけど、なんかとても想いを込めて歌った気がする。来てくださった皆様ありがとうございました! pic.twitter.com/F8RZp8iH
— 増村エミコ (@heny7110) July 29, 2012
高山病対策は、低地から来る人はどうしようもないかもしれないが、前日はよく寝ておくことや、引っ越しは業者に任せられるものは全て任せて、体力を温存しておくともっとよかったのかもしれない。まあ2−3日もすれば高地に身体が慣れてくると思うけれど、当日頭痛がしたら、多分それは標高のせいなんだと思う。
3,自然と共に生きる生活である
ここ4日で一番びっくりしたことは、家から2分の林に野生のキジが出没していたこと。まあ、家の周りは道路が舗装されていないレベルの過疎地なので、野生動物が出ることはありえなくないのだが、東京とは全く違う土地ということを理解するには十分なレベルの出来事だった。
さらに意識を変えなければいけないと思ったのは、店の閉まる時間が早いということ。軽井沢町では、午後11時から午前6時までコンビニやガソリンスタンドなど、商店の営業を条例で禁止しているらしい。東京のコンビニは24時間営業じゃないところを探すのが難しいくらいだし、スーパーも午後10時くらいまで開いているところがあるくらいだから、おなじ感覚では生きていけない。実際にスーパーが閉まるのはだいたい午後8時前後でそれ以外のお店も同じくらいの時間には全て閉まっていると考えたほうがいい。
軽井沢に夜が来る時間は早い。日が暮れたら街の活動は終わるのだ。それも含めて自然とともに生きるということなのだろうと思った。
とりあえずこんなところか。まあ4日間では暮らしに慣れるはずもなく、これからいろいろな場所を開拓していきたいし、少しでも生活を快適にするための家いじりや庭いじりなどもしたいし、やりたいことがたくさん。まあこちらで桜が咲く頃までには、もろもろ理解が深まり、少し落ち着いた生活になるだろうか。
今回は、引っ越しをした時の所感をまとめてみた。参考になるだろうか。
ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。
このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。
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