#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ

2015年4月から軽井沢-東京で新幹線通勤中。遠距離通勤やテレワークの話題を中心に綴ります。軽井沢移住の裏話も。

憧れだけで森の中に家を建てると後悔すること5つ

軽井沢に移住を検討している人の中には、森の中に家を建てることに憧れている人は多いと思う。

 

 

鳥の声で目を覚まし、森の匂いをかぎながら、日々の生活を送れることは、都会にいるとお金では決して買えないような豊かさのある暮らしだなあと思う。

 

ただ、その憧れだけで家を建ててみて生活を始めると、思わぬ後悔をすることになるかもしれない。 

 

このブログの筆者は軽井沢に移って4年、家を建てて2年になるが、いろいろ知見が溜まってきたので、これから家を立てる人が、「こんなはずじゃなかった。。」とならないために、いくつか失敗しがちな点をまとめておこうと思う。

 

 

 

1, 自然の中には虫がたくさんいる

当たり前だが、動植物の生態系の中に住ませてもらうことになるので、多様な生き物が生息している。

 

虫と言ってもいろいろあるが、たとえばうちはアリが家の中に侵入し、ある日の朝起きたら、玄関から台所の砂糖缶まで、数千匹が行列を作っていたことがあった(あまりのショックで写真撮り忘れたけれど)。

 

他にも、ハチが軒下に巣を作ることなどは日常茶飯事、毎年のように数個は見つかる。

 

実際、刺されたこと数回。

 

基本的にハチは害虫ではなく、むしろ他の虫を食べてくれる益虫だったりもするのだが、生活上あぶないところに巣を作った際は、どうしても駆除する必要がある。

 

他にも、カメムシ、カマドウマ、別に害虫ではないけれど臭かったり気持ち悪かったりする虫なども、都市部の比ではなく頻出する。

  

ちなみにカメムシは誤って掃除機で吸うと妻にこっぴどく怒られるので注意してください。

 

2, 虫だけでなく野生動物もいる

虫などは可愛いもので、森の中では野生動物がお目見えすることもある。

 

このときは、野鳥がくるのでバードフィーダーを家の前においておいたのだが、それをタヌキが食べに来てしまうという自体が発生した。

 

動物園などにもいるので、タヌキかわいい~と思うかも知れないが、タヌキは住み着いてしまうことがあり、その糞尿が害になることがあるので、こちらから威嚇し、さらに鳥の餌も終わりにし、森に帰ってもらった。。

 

タヌキの他にも、キツネ、ハクビシン、テン、イノシシ、シカ、カモシカなんかも。このあたりは軽井沢ではよく見かける可能性がある動物たちだ。危害を加えない、カモシカなんかもいるけれど、ハクビシンなんかは、夜道で出会うと威嚇されたりすることも。

 

また、軽井沢町として常にモニタリングしているものに、サルとクマがある。

 

こうほうかるいざわの出している、さるクマ情報というページがあるので、そこで履歴が確認できる。

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クマ、こうしてみると軽井沢全域に出ているよな。。

 

以前、「軽井沢で夜の散歩を楽しみたいのですがどこかおすすめありますか?」という質問に対して、「野生動物が出るので全くおすすめできない」と回答したのだが、その理由がわかってもらえると思う。

 

動物についてはこちらのブログでも、詳しく書いているので参照まで。

 

森のなかでは、自分の生活リズムややりたいこと第一といった考えではいけない。そこにある自然が第一で、そこに自分の生活を併せて生きていく、という覚悟が必要になる。

 

 

3, マジで草wwwwww

 

夏になると、リアルに「大草原不可避」状態wwww まじ笑えねえwwwww

 

すみませんいきなり変なテンションになりました。

 

ちなみに丁寧に解説をすると、おもしろおかしいことを、「草生えた」というインターネットスラングがあるのだが、このブログ内容のトーンから考えるとそういうことではないので、そこはご理解いただきたい。

 

 

リアルな草生えすぎワロタwwww

 

これ、初めはカマでなんとかなるかなあ、と思っていたのだが、やってみると、とてつもない面積で全く終わらない。。さらに、雨が降ると数日でまたいろいろ生えてくるので、キリがない。手動はあきらめて草刈り機を買うことにした。 

 

 

一回で広い面積を一網打尽にできるのが草刈機の魅力。1年に3回、とか決めてやるようにしている。

 

ということで、こういった道具のコストや、時間給にしたらそれ以上の労力がかかることは、覚悟しておいたほうが良い。

 

4, 永遠に終わらない庭と屋根の掃除

草刈りもそうだが、同じように労力がかかるのがこれ。秋の落ち葉掃除である。

 

とにかく落ち葉の量が多い。そして、庭に生えている樹木の種類にもよるが、だいたい1ヶ月以上こんな感じで落ち葉だらけになる。

 

庭だけなら良いが、屋根に溜まってしまうこともあるので、はしごをかけて上ることもある。

 

 

まあ秋の落ち葉は特別、その時期だけ頑張ればいいでしょうと思うかも知れないが、春の季節も注意。いろいろなものが飛散してくる。

 

うちの場合は、ミズナラの花が大量に落ちてきて、それがテラスやら屋根やらに大量にたまることになる。掃除の様子はこちら。

 

照らすだけでなく、屋根も掃除する。こういう飛散物が雨樋にたまったりして、放置すると最悪、詰まってしまったりする。。

 

また、森の中故に花粉の飛散量もすごくて、車を置いているとフロントガラス真っ黄色になってしまうくらいだ。毎日きれいにしてもすぐに花粉が付着するので、この時期はもう洗車を諦めたりしている。


 

写真撮っていないけれどイメージとしてはこんな感じ。数日で、もうこんな都会の比ではないくらい真っ黄色になる。 

 

ちなみにツイート内の動画でも使っているが、こういうときには「ブロワー」というものを使うと、かなり短時間で掃除を終わらせることができる。

 

ちなみにうちが使っている商品はこちら。

  

なおこのブロワー、エンジン式にするか充電式にするかという議論があるのでまとめておく。

 

充電式の利点は、なんといっても静音であることである。よく都会の小さな公園とかで充電式を使っている清掃現場を見るのだが、おそらく騒音対策とかがあるので、みんな充電式になるのだろう。

 

ただ、落ち葉もこのレベルになると、エンジン式一択なのではないかなあと思う。理由はいくつかあるのだけれど、「燃料を余分に買っておけばいいので、充電が切れる心配をしなくていい」という一点、そして、とにかく「パワー」である。

 

森のなかに住むと、落ち葉掃除だったり、草刈りだったりというのは、そこそこ時間をかけてやらないといけない。せっかく気合を入れて庭仕事をはじめても、充電式だと途中で充電が切れてしまう恐れがあり、そこでまた数時間中断しないといけないからだ。 燃料であれば、余分に買っておいて、なくなったらまた足せば、すぐにまた作業が再開できる。

  

ちなみに燃料は、「混合燃料」みたいな名前で検索すると出てくるものを使うと良い。 メーカー文句によると、この混合比は物によって違うのだが、広く対応している燃料が売っている。

 

初めは燃料を使うというのは、慣れないし気後れすると思う。普段使っている電気の方が楽だなあと自分も思ったくらいだ。ただ、一度慣れてしまえば、その燃料は草刈機、ブロワー、チェーンソーなど、いろいろなものと共通で使えるので、とても便利である。なので、少し腰が重くなっているとは思うが、庭掃除アイテムはエンジン系で揃えるのが良いと思う。

 

 

5, 樹木の管理をする必要がある

 

以前こちらのブログ記事でも紹介したが、森のなかに家を建てるということは、わざわざ高い木に囲まれた「危険な場所」に住むということだ。

 

わかり易い例としては、台風なんかが来た際の倒木。間違って家の方に倒れてきたりすることもある。。なので、高い木があれば、それらを常日頃から管理しておかないといけない。こういう事が起きないよう、常に樹木の健康状態や、危険度を判断しておかないといけない。

 

そして、場合によっては枝打ちや特殊伐採をお願いすることになる。

 

 

 

 

自分は木こりの方とやり取りをする上でいろいろな知識もついてきたけれど、枯れ枝の見つけ方とか、樹の弱り具合とか、都会で生活していた頃では考えもしなかったなあということばかり。まったくの素人であれば、樹の健康状態を判断するというのは難しいと思う。

 

ということで、樹木管理で心配なこと、枝打ちや伐採の相談があれば、私がホームページ制作を手伝っている、こちらからぜひ問い合わせてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、森の中に家を立てる際に、どのような覚悟をしておけば良いのかをまとめてみた。都会のマンションでは考えられないようなコストや労力がかかるのがわかると思う。 

 

こういったことは正直面倒だ。管理費を払えば公共部分の掃除もしてくれたりするような、都会のオートロックのマンションに住んでいる生活に慣れてしまっていると、面食らう可能性がある。

 

もちろん、お金があれば管理会社などにお願いして、解決できるような、庭掃除のようなものもある。ただ、例えば家の樹木に枯れ枝を見つけたり、ハチの巣が軒下にできたり、そういったことは日常から観察眼を身につけておかないと、「人に頼もう」と思う考えすら思い浮かばない。そして、後で痛い目を見ることになる。

 

都会での生活は、自分中心に回すことができる生活だ。アプリを開けばデリバリーサービスが在るし、コンビニは少し歩けば24時間営業しているし、少なくとも日本国内なら夜道の散歩もさほど危険ではない。

 

ただ、田舎の生活、しかも森の中となると、自然とうまく付き合うことが必要になってくる。そこでは、自分中心の考え方は通用しない。自然を愛し、自然と会話をしながら、うまくつきあっていこう、森のなかに住ませてもらおう、という心構えが何よりも大事なのではないかと思っている。

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

 

 

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このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。

 

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