#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ

2015年4月から軽井沢-東京で新幹線通勤中。遠距離通勤やテレワークの話題を中心に綴ります。軽井沢移住の裏話も。

#軽井沢に家を建ててみる ⑤信濃追分の魅力を語ってみる

前回のブログでは、軽井沢に土地を買ったときのことついて書いてみたが、今回はさらに踏み込んで、その土地がある「信濃追分」について紹介したいと思う。

  

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写真は第31回しなの追分馬子唄道中

 

信濃追分とは

信濃追分、といっても、軽井沢に住んでいる人以外にはあまり馴染みのない名前かと思う。通称「追分」と呼ばれるこの地域は、軽井沢町の西端、御代田町との境に位置するエリア。

 

歴史を紐解くと、中山道の宿場町のひとつとして栄えた町だということがわかる。

追分宿(おいわけしゅく)とは、中山道六十九次のうち江戸から数えて二十番目の宿場

現在の長野県北佐久郡軽井沢町追分にあたる。北国街道北陸道)との分岐点でもあり「追分」の名はこれに由来する。元禄時代には旅籠屋71軒、茶屋18軒、商店28軒を数え、飯盛女も最盛期には200~270人もいたとされるほど栄えた。

追分宿 - Wikipedia

 

今回は、なぜこの信濃追分に土地を買ったのか、という点について、いろいろまとめていきたいと思う。

 

 

 

2つのツルヤが使える土地柄 

まずはじめに、信濃追分に住むと、2つのツルヤが使えるという点を挙げておきたい。ツルヤ二刀流とでも名付けようか。    

  

ツルヤ軽井沢店。軽井沢住民にとっては生活の拠点。これがないと食生活が死ぬくらいの生命線である。 

 

ただこのツルヤ、夏の時期は地元住民に加え、別荘族、旅行客、みんなが集まり大混雑する。

 

そういったときに裏技として使えるのが、 ツルヤ御代田店。軽井沢店に比べると売り場は3分の2ほどで、軽井沢店においてあるような、高級食材や、50種類はあるんじゃないかというチーズ、発送手続きまで完備している広いおみやげコーナー、そういったものはないけれど、ここでも十分品揃えは満足がいくレベル。

 

そして、気のせいかもしれないけれど、軽井沢店よりちょっと安い気もする。

 

そんな感じで、日常使いなら空いている御代田店、ちょっといい食材を揃えたければ軽井沢店と、うまい具合に使い分けができる土地柄だといえる。 

 

森の中にある安い土地が買える

ある程度、追分であれば経済的に余裕をもって家造りができる、というところもポイント。

 

 

中軽井沢周辺で土地を探すと、こんな感じのところが見つかる。 

 もちろん、東京の感覚で言うと300㎡ってバカでかいな、と思うかもしれないが、軽井沢には建ぺい率(土地面積に対して建物面積の占める割合)が厳しく、たとえばこの土地は60%の制限がある。

 

必然的に庭を作ることになるので、ウッドデッキも欲しい、チェアーもほしい、植栽や家庭菜園も作りたい・・となると、これくらいのサイズでも小さいくらい。せっかくの信州生活、ある程度広い土地を持たないと楽しくないのだ。

 

一方で、信濃追分にいくともう少し大きめの物が多く、かつ森の中にあるような土地が売られている。このツイートで相場観がわかるかもしれない。

 

詳しくは不動産会社のウェブサイトなどで具体的な物件をいくつか見てもらうといいと思う。

 

で、自分の経済状況はそこまで余裕があるわけでもなく、ローンも組む必要があったので、少しのお金でも広い土地が変える信濃追分の土地を買うことにした。 

 

もちろん、毎日通勤で軽井沢駅まで運転することを考えると、場所にもよるが、中軽井沢の方が信濃追分よりも5-10分ほど近いので、その点は明らかなデメリット。ただ、中軽井沢にするにしろ信濃追分にするにしろ、どちらも車にある程度乗らないといけないので、片道10分長くなったとしても、歩くことに比べると、車の運転においてはさほど疲れないんではないか、ということで、ここはトレードオフ、というわけ。

 

 

佐久・小諸・上田へのアクセスの良さ 

軽井沢に住むまであまり想像できなかったことなのだが、ぶっちゃけ、いわゆる「軽井沢」と呼ばれるエリアは日々の生活圏としては使いにくいことがわかった。

 

美味しくて洗練されたレストランは多いのだが、長野にしては高かったり、予約が取りづらかったり。旧軽井沢は真冬でもない限り、毎週末は混み合うから、足が遠のいてしまったり。駅南口の軽井沢ショッピングエリア、いわゆるアウトレットは、2〜3回を超えたあたりからだんだん飽きてきて、半年に1回でいいかな・・といった気持ちになったり。

 

結局、1年住んでみた結果、休日にしていることを振り返ってみると、佐久・小諸・東御あたりにドライブし、温泉に入り、人のいない穴場のレストランをめぐり、日用品の買物をして帰ってくる・・・というようなパターンが多く、東京の匂いが残る軽井沢駅周辺におしゃれをして遊びに行く、と言うよりは、Tシャツにジーンズで、ごく普通の長野の田舎暮らしをする、そのリズムのほうが心地良いということに気づいてしまったのである。

 

だって、こんなに眺めのいい温泉だったり、

 

新鮮な野菜が盛りだくさんの道の駅だったり、 

 

そこそこ満足できるクオリティでお財布に優しい飲食店がたくさんあったら、

 

こういう場所があるのを知ると、観光客で賑わう、渋滞の多い軽井沢の街に、休日にわざわざ行く必要はないよな・・と思うのである。

 

軽井沢町を敬遠するわけではないが、この町自体は固定資産税で潤っているし、観光客も増え続けているので、そこで消費をするよりは、佐久や小諸にお金を落とし、東信地域全体が活性化したほうがいいのかな、とも思う。 

 

信濃追分は、軽井沢でも西端に位置するため、これらの街に出るための交通の便がいい。実際に軽井沢駅周辺から出るときと比べると、10分以上の差が出てくる。

 

佐久や小諸に20分ちょっとでいけるので、気軽な気持ちで遊びに行くことができるはず。仮に妻が仕事を探すときも、選択肢が軽井沢町内だけでなく、周りの街にも広がるはず。毎日通勤したとしても苦ではない通勤時間だと思う。

 

 

軽井沢駅周辺にと比べると、格段に天気が良い

定住するとなると、生活の満足度に大きく関わるのが日照時間。軽井沢駅周辺から追分近辺に車で行くと、あれっ、こっちは晴れてるな・・・ということがよくある。 

 

軽井沢駅周辺は、季節を問わず、霧が出る日が非常に多い。

 

これはなぜかというと、関東平野からの湿気が、碓氷峠を越える際に急激に冷えるため。

山を登る空気は気圧が低くなるとともに膨張して温度が下がり、飽和した水蒸気が霧となるため、関東平野から碓氷峠を登って流れ込む南東風が原因となって軽井沢では年間 130 日以上も霧が発生している

碓氷峠 - Wikipedia

よって、碓氷峠に近いほど(軽井沢町の東に行くほど)、霧の日が多くなる。そういう日は湿度が100%ということなので、当然ながら洗濯物が乾かないし、ジメジメするのでカビも生えやすいし、何かと不便なことが多いのだ。 

 

もちろん信濃追分も霧が出る日はあるし、日本で有数の晴天率を誇る佐久市などには全くかなわないのだけれど、それでも軽井沢駅周辺よりはずっと長い晴れ間がある。このあたりも、信濃追分を好きになった理由のひとつだ。

 

 

 

今回は、信濃追分の魅力について幾つか書いてみた。もちろん、軽井沢周辺に住むメリット、中軽井沢周辺に住むメリットもあると思うが、自分の場合は、ライフスタイル、経済的な点、住みやすさを考慮した上で、良い選択ができたかなとは思っている。まあまだ家建っていないので本当にいい選択かはわからないけれど。

 

 

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

 


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