#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ

2015年4月から軽井沢-東京で新幹線通勤中。遠距離通勤やリモートワークの話題を中心に綴ります。軽井沢移住の裏話も。

軽井沢移住で不動産会社を選ぶときのヒントをいくつか

軽井沢に移住したい、と思った際に、頼りになるのは、軽井沢の地場の不動産会社だろう。

 

 

 

ただし、「軽井沢 不動産」などで調べると、星の数(とはいわないが数十件は)ほど不動産会社のウェブサイトがヒットして、どこに声をかければいいか悩むことがあると思う。実際に自分も、軽井沢に移住することを決めた際に、この中からどれを選べばいいのか、非常に難しかったことを覚えている。

このブログの訪問者のログを見ていると、軽井沢に興味を持っていて、Web検索からいらっしゃる方がかなりいるようなので、今回は軽井沢の不動産について選ぶ時のヒントになるような知見を共有できればと思っている。

 

 

軽井沢の不動産産業は別荘売買が主流

 

まず、東京で不動産探しをする時と全く違う状況が軽井沢にはある。それは、軽井沢は別荘の軒数が非常に多く、かつ動きが早い。よって、多くの不動産会社にとっての主流な事業が別荘売買になっているということだ。

まず、軽井沢町ホームページの統計情報を参照したところ、軽井沢町の人口(いわゆる定住者)はわずか2万人弱。世帯の数はおよそ9,000ちょっとと、本来は小さな町だということがわかる。余談だが、これで年間372万人の訪問客を迎え入れている(毎日新聞の発表より)らしい。こうして改めて数字で見るとすごい町だよな・・・

本題である別荘の話に戻る。軽井沢に建つ別荘の数、なんと約14000軒。この数は定住者の家、およそ9000軒を遥かに上回る数である。

 

また、当然ながら定住している人の家よりも、別荘のほうが動きは早い。平成26年で見ると、定住用よりも、別荘のほうが3.4倍の建設件数があったようだ。

こんな状況なので、当然ながら不動産会社のビジネスはかなり別荘売買に寄っている現状がある。

 

移住者の気持ちを理解してくれる不動産会社をどのように見つけるか

 

したがって自分のような、「在宅勤務を混ぜながら東京まで新幹線通勤するようなライフスタイルなのですが、なんかいい物件ないですかね」みたいな相談者は、不動産会社にとって超マイノリティなわけである。

不動産会社の腕の見せ所のひとつは、依頼者のニーズを、ライフスタイルや家族構成から理解し、依頼者の気持ちになって物件を探していくことだと思うのだが、なかなかこの「依頼者の気持ちになって」というところが得意でない不動産会社が多いと思う。別にそれはそういった会社が悪いというわけではなくて、「南が丘に土地出ました。グルメ通りから一本入ったところですので静かで最高ですよ」「旧軽井沢にアメリカンハウスの中古別荘が出ました。敷地は1000㎡超、価格は1億円です」みたいな会話を、別荘希望者に対してしていることが多いということが一因だと思う。

この「移住したい」というニーズがある人に対して、適切な不動産を紹介してくれるような不動産会社を見つけることが、幸せな移住を実現するための第一歩なのかなと思う。

 

 

完全な私見だが、軽井沢の不動産会社は大きく3つに別れるかなと思っていて、

1)別荘売買などのリゾート系売買が得意な会社
だいたい5000万円を超えるような物件情報を軒先に提示していたりする。まあ駅前にある横文字系の会社が得意とするような領域。

2)地元の人が地元の人のためにやっている小さな不動産会社
比較的安価な定住用の物件だったり、特定のエリア(例えば中軽井沢や追分などの定住ゾーン)に集中して物件情報を出していたりする。

3)上記のどちらでもなく、多様なニーズに応えるべく運営している会社
シーズン貸しの別荘から5万円のアパートまで掲載があったりして、守備範囲が広い。

 

という感じなので、不動産会社を探すときに、いち意見として参考にしてもらえるといいかと思っている。

 

東京の生活を経験している担当者がいる不動産会社を選ぶ

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実際にパートナーとなってもらう不動産会社を決めるときに、個人的にオススメしたいのは、実際に話をしてみて、「自分も移住者なんですよね」という担当者を見つけること。 都市で生活する人の立場や不満を理解してくれるし、その担当者が移住した時の体験談も聞けるので勉強になることが多い。

ただし移住を考えている人は、毎週末軽井沢まで来て不動産会社をいくつか回り、「私も移住者なんですよね」というような担当者を見つけるということはなかなか難しいと思う。そういうニーズがある人のために、実際に自分がお世話になった不動産会社を紹介しておく。

 

IMAコーポレーション 

上記で言えば3)に当てはまるような不動産会社。ホームページで物件検索すると多種多様な物件が出て来て、その守備範囲の広さが伺える。賃貸物件だけ見てみても、これだけカテゴリ分類をしているので、どんなニーズにも幅広く対応してくれそう。

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自分は、東京から軽井沢に移住するときに、こちらで賃貸物件を探してもらった。お世話になった女性の担当者の方は、東京出身で、東京の不動産会社でも働いた経験があるとのことなので、東京など都市部の人とも話が合うはず。東京の生活も軽井沢の生活も知っているので、アドバイスが的を得ている。「きちんと寒冷地仕様にしている物件であれば、冬の部屋の中は、東京よりもあたたかいですよ」という言葉が印象的で、今でもよく覚えている。

 

※IMAコーポレーションでお世話になった女性の担当者ですが、現在モリデアイという会社を立ち上げたようです。

 

 

タウナー不動産 

 

一番おすすめしたいのが、こちらのタウナー不動産。

ここはもしかしたら1)2)3)のどこにも当てはまらない会社。あえて分類を作るとするなら、4)軽井沢の生活の素晴らしさを知ってもらい、移住するライフスタイルを提案する といったタイプかな。ウェブサイトを見てもらうとわかるのだけれど、おそらく一番、軽井沢移住者に訴えかけるような情報を発信している。賃貸から乗り換えで、軽井沢に家を建ててみようかと思っている自分にとって、現在相談に乗ってもらっている会社でもある。

こちらの支店長の方は、軽井沢の隣の佐久市出身で、一度東京で働く期間があってからUターンされてきたキャリアの持ち主。どういう物件が欲しいか?という視点でなく、どういう生活をしたいか?という視点からアドバイスをもらえるので頼りになる。

また、この不動産会社はウェブサイトで「移住・定住」テーマにしたコラムを書かれていたりして(しかもすごい情報量!)、軽井沢に長く住んでいる人にとっても参考になる。渋滞回避ルートとか、軽井沢発地市庭のオープン情報とか、不動産会社が書くレベルを遥かに超えている有益情報だと思う。

それから、ここの会社の事業展開は結構面白くて、この不動産業のほかにも東京でベンチャー企業やスタートアップのオフィス移転のサポート事業を展開している。こちらの社長さんともお話させていただいたことがあるのだけれど、大学での卒論のテーマが地方移住だったとか。「働く」と「暮らす」の選択肢を増やすことが豊かさに繋がる、という信念があり、それが軽井沢事務所での不動産事業につながっているのだとか。

 

 

 

移住者にとっての軽井沢の不動産会社選びは、その土地柄ゆえ、一筋縄ではいかないことも。理解あるパートナーとなる会社を選ぶ時の一助にしていただければ。

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

  

 

 

このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。

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