#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ

2015年4月から軽井沢-東京で新幹線通勤中。遠距離通勤やリモートワークの話題を中心に綴ります。軽井沢移住の裏話も。

軽井沢から東京まで新幹線通勤するときに気をつけたいこと

さてさて、軽井沢から新幹線通勤を始めてみて1週間ちょっと。全体的な感想としては、非常に快適じゃないか新幹線通勤!(この季節だからかもしれないが・・)といった感想。ただ、細かいところでいろいろと感じたことがあったので、軽井沢から新幹線通勤をする上で気をつけたいことを残しておこうと思う。

 

 

 

1,東京と軽井沢の温度差は思ったよりも大きい

軽井沢は4月末でもかなり寒い。朝晩は氷点下になることもしばしば。そんな時期、東京は既に桜は散り新緑が芽生えているような初夏。20度を超える陽気になる日もある季節である。ということで、軽井沢を出るときの服装と東京(特に日中・・)で活動する時の服装にはかなり差が出る。

東京での本業に合わせて、白いシャツに春夏用のジャケットを羽織っているのだが、朝夕の防寒対策としてヒートテックみたいな、発熱系のインナーも着用せざるを得ない。これがクセモノで、結構日中は汗ばむのだよね・・・新幹線に乗ったら脱げばいいという話なのだが、なんせインナーなので、トイレに行く必要があるし、面倒なのである。ちょっとこの温度差対策は、もう少し良い方法があると思うので今後考えていきたい。

 

2,忘れ物を取りに帰ることはできない

筆者は忘れ物にかけては天才的に多い。 長年の経験から、そもそも自分が忘れ物やなくし物するという前提で人生を考えるようになっている。 例えば、現金を財布などの1カ所に持たずに複数の場所に分けておいたり、 名刺を財布の中やかばんの小さなポケットなど、複数箇所に入れておいたりしている。財布はなくすことに慣れているから、まあ無くてもなんとかなるだろう、くらいにしか考えなくなった。(なんの自慢にもならないが。。)

ただし、どうしても1つしか持てない仕事道具というものがあり、それが会社の社員証や、会社支給のラップトップやスマートフォンだったりする。 東京で通勤をしているのであれば、こういったものを忘れてもぱっと戻ればよかったのだが、新幹線通勤者にとっては、こういったものを忘れるともう諦めるしか無い。 新幹線に乗る前でも、ひとつ見送ると30分前後待たなければいけないし、新幹線に乗ってしまったら高崎から戻ることになるので、恐らく1時間以上のロスになる。さすがに、家を出る時に念入りに確認をする癖をつけておいた方がいい。

 

3,新幹線の時間帯によって乗客の雰囲気が変わる

新幹線通勤で一番驚いたのは、社内で仕事をしていた時に、「キーボードがうるさいんだけれど。もうちょっと気を遣えよ」と初老の紳士に注意を受けたことである。

この新幹線は軽井沢駅を6:34に出発するあさま600。恐らく自分がノイズキャンセリングヘッドフォンをつけたまま(周りの音がほぼ消える)、怒涛の勢いでタイピングしていたのがいけないのだと思うのだが、まじかよ、と思った。

ただ、冷静に反省をして状況を分析すると、この始発では8割型の人が熟睡モードで時間を過ごされている。そんな中、朝6時代からビジネスモードフルスロットルでキーボードの打鍵音を響かせる事は許されないのである。

ただ、この反省を活かし、少し遅い新幹線に乗ってみたところ、起きている人が半分を超え、ラップトップを使って仕事をしている人も何人か増えている感じであった。そういった状況では、手を滑らすようにMacBookのキーボードを撫でるような感じであればさほど浮くようなこともなかったのであった。ともあれ、朝の新幹線通勤には文化と作法があるのである。

 

4,「通勤時間」という概念を変える

「新幹線通勤をしています」と自己紹介すると決まって聞かれるのが、「通勤長くて辛くない?」という質問である。これに関しては、まだ1週間少ししか経験していないが、 100%「全く辛くないですよ」ということが出来る。

正直なところ、Door to Doorで考えると通勤に2時間弱はかかる。たとえば家を6時半に出て、6時42分 軽井沢駅始発のあさま600に乗ると、東京に着くのが7時40分、国会議事堂前駅に着いたのが8時前(ツイートによると7時59分に着いていたっぽい)という具合になる。

ここからオフィスまではちょっと歩くのだが、それでも8時15分には席についている。この日はオフィスで早い方からふたり目の出社であった。

出勤時間の早さはさておき、自分でも発見があったのは、この時間で既に脳が覚醒しているということである。新幹線に乗っている時間は1時間ちょっとであり、この時間はメールボックスをチェックしたり、ニュースをチェックしたりする、いわゆるウォームアップの時間としてちょうどいい長さなのだ。この時間に1日の予定を見通したり、数分では返信できないメールを見定めたりするなどといった作業が、余裕を持ってできる。そして、そのイメージを持ったまま会社に到着し、いきなりフルパフォーマンスで仕事を始めることが出来る。

東京にいると、新幹線の中でするような作業はすべてスマートフォンでやらざるを得ない。ただ、スマートフォンというのは、場所を問わずに出来るという便利さはあるのだが、効率性という意味ではどうしても13インチのディスプレイには劣る。朝の慌ただしい電車の中でさらっとメールボックスをチェックすると、大事なメールだとわかっていながらも、スマートフォンで返信するのはちょっと長すぎるから放置してしまったりすることがある。新幹線の中でやれば、5分以内に返信できるメールはそのままタイピングで効率よくさばくことが出来るし、ちょっと長くなりそうであればToDoリストに書き込んでオフィスに持って行くこともできるのだ。

こういう経験をすると、「通勤時間」に対する考え方が変わってくる。それは、「通勤時間」が辛いのは、満員電車などに閉じ込められて、非効率な時間を過ごすことなのではないか、ということだ。新幹線通勤というのはその中の時間を有意義に使えるのであれば、「辛い通勤時間」ではない。むしろ、ひとりで集中して、朝の時間帯にメールボックスに落ち着いて向きあう時間を設けることになり、非常に効率的なのではないかと思った。 

 

5,オフィスを出る時間を決めておいた方がいい

新幹線通勤をするようになると、時間という概念が大きく変わる。朝の通勤時間を最大限に活かしたい、ということもそうだが、移動時間においても、不必要なロスをせずに効率的になりたい、と考えるようになる。東京に住んでいた時には、30分以内にオフィスに行ける距離だったため、いざとなれば早朝であろうが深夜であろうが休日であろうが、出勤できるという錯覚があった。いくらでも時間が作れる、という感覚だ。しかし、軽井沢で生活するとなればそうはいかない。始発で出勤して終電で退勤するとしても、東京に滞在できる時間は長くて13時間である。時間は有限であり、その中で何をすべきかだ。

そういった1日の流れで最もロスになる時間は、新幹線の待ち時間である。例えばこちらが帰りの時刻表。

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例えば19時08分の新幹線を逃すと、次まで36分の間隔が開いてしまう。東京駅は非常に混雑しているため、どこか座る場所を探すのすら難しいし、そもそも人が多いから集中力が続かない。そういった事態を避けるためには、オフィスを出る時間をきっちり決めておいた方がいい。たとえば1840に乗るのであれば1805には、1908に乗るのであれば18時40にはオフィスを出るといった感じだ。

このような考え方をすると、「このメールを10分以内に返信する」「このミーティングを18時までに終わらせる」などといった感覚が生まれるので、それによって仕事にもメリハリがついていいと思った。

 

6,高崎以降は終戦モード

帰りの新幹線の中でも、仕事が残っている時にはラップトップを開いて作業をしているのだが、強制的に仕事を終了せざるを得ないタイミングが来る。それが高崎以降だ。この地域はトンネルが続くため、携帯の電波が届かない。

仕事ではGmailを使っているため、そもそもオフラインであまり役に立たない(Chromeのオフラインの拡張機能もあるが、メールボックス内の検索などが出来ない)ため、こういった電波がない環境では仕事が捗らないのだ。ということで、高崎過ぎたらいろいろあきらめて終戦モードに入る。これ以降はラインもG-chatもTwitterもつながらないよ。

ただしこういった不利な環境も、「高崎までに一区切りつけないと」と思って仕事に励むことができるようになるため、こちらも更にメリハリをつけることにプラスに働いているのかもしれない。ただ、本音を言えば、本来は6時までに全て仕事を終わらせて、帰りの新幹線くらい晩酌でもする余裕がほしいところではあるが・・

 

 

 

ということで、新幹線通勤を始めて数週間の時点の感想をまとめてみた。もしかしたら、軽井沢の春が始まるタイミングだからこういう感想を持ったのかもしれない。季節によってはこれ以上に考えなければいけないこともあると思うのだが、とりあえずさほど困ることはなく新幹線通勤ができている。まあ夏は夏で気温の差は大変だと思うし、冬は冬で路面が凍結したりこちらの生活が厳しくなったりすると思うのだが、季節によってもいろいろな知見をためていきたいと思っている。

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

 

 

 


このブログについて:とあるIT系企業に勤める会社員が、軽井沢から東京に新幹線通勤して、きちんと仕事がまわるのかを実験している記録です。新幹線通勤しようと思った背景はこちらの記事に書いています。


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