#軽井沢から通勤するIT系会社員のブログ

2015年4月から軽井沢-東京で新幹線通勤中。遠距離通勤やリモートワークの話題を中心に綴ります。軽井沢移住の裏話も。

#軽井沢に家を建ててみる ⑩ルンバ専用部屋を作った話

せっかく注文住宅で一戸建てを建てるからには、自分の思い描く生活に合った家にしたい。

 

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今回、軽井沢に家をたてる際に目指していたコンセプトの一つに、「家事が楽になる家」というものがあった。

 

家事の代表的なものとしては「洗濯、掃除、炊事」があるが、昨今優秀な家電が増えてきて、これらに関しては、人間が関わる工数をずいぶんと減らすことができる時代になった。

 

今更改めて言う必要もないが、代表的なものはロボット掃除機だろう。ほとんど人間が介入することなく、床掃除をしてくれる。自分の場合も例に漏れず、Roomba(ルンバ)を必ず買おうと決めていた。

 

 

ということで、今回は、ルンバを中心としてどのように家を設計したのか、という話をしようと思う。 

 

 

  

 

ルンバのためにコードを床に置かない

 

この家を作る上で、想定したロボット掃除機はルンバ980。ダイソンの360Eyeとも悩んだが、ルンバのほうが掃除可能な面積が大きそうなのでこちらにしてみた。

 

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実はルンバを買うのは初めてだったので、いろいろな人のブログやツイートを見てリサーチをしていたのだが、気になったのがコード問題。床にあるコードが、ルンバによって絡まるという事象がよく発生しているのだ。

 

  

この時感じたのは、極力床にコードを這わせないことがいいだろう、ということだ。 

 

 

ルンバのためにテレビを買わない

 

その対策の一環として実施したのが、テレビを置かないという施策である。

 

冷静に自分の生活を振り返ったのだが、最近あまりテレビ(地上波)を見ていない。たまに見る映像としては、Netflix、Hulu、Amazon Primeビデオ、DAZNなど、スマートフォンやパソコンがあれば見られるストリーミングばかり。テレビがない生活でも成り立つのではないか、と思った。

 

そして、テレビの代わりに置こうと決めたのが、プロジェクター。プロジェクターを天吊りすれば、コードを床に這わせる必要はない。 

 

プロジェクターにはHDMI端子があるので、そこにAmazon Fire TV stickやChromecastなどを挿せば、前出したストリーミング動画サービスはすべて見ることができる。

 

ちなみにうちはFire TV stickを使っている。

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これに合わせて、スピーカーなどのAV機器も専用の棚に上げてみたのがこちらの動画。

 

 

映像デバイスとスピーカーのコードを床から離すことに成功!これでルンバが掃除しやすい環境が整った。

 

 

ルンバのために平屋にする

 

他にもいろいろなことを考えていたのだが、ルンバ一台で掃除が終わる家の条件として、

 

・移動の際に苦手となるような段差を作らない

・なるべく動きやすい動線で各部屋をつなげる

・ルンバが掃除可能な最大面積を超えないようにする

 

の3つがあった。

 

それを踏まえて紆余曲折し、色々考えた結果、こんな間取りになった。

  

 

 

まず平屋であるということ。階段の掃除をしなくていい生活はストレスが少ない。

 

そして、ルンバが回らなくてはいけないような開き戸は極力使わないこと。間取りを見ると、可能な限り、引き戸か片引き戸で統一してるのがわかると思う。

 

で、これでルンバを走らせると、 

 

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こんな感じになっている。努力の甲斐あって、間取りに対して、ほぼムラなく清掃ができているので満足している。 

 

 

 

ルンバの専用部屋を作る

 

いろいろとルンバに優しい家を目指して奮闘してきたが、最後に気になったのがこれ。

 

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ホームベースと呼ばれる、充電ユニットである。

 

これを床に置きたくなかった。色々と工夫して床に全くコードが這わないような設計にしたのに、ルンバよ、なぜ最後にお前自身でその聖域を壊すのだ。身から出たサビというかなんというか、この充電ユニットなんとかならないのかお前。。

 

と、機械に説教してもだめなので、いろいろ考えた。

 

 

結果として、ルンバ専用の部屋を作ることにした。

 

 

種明かしをすると、この壁の裏側は押し入れになっており、その一番下の部分に少し細工をして、壁をへこませるような構造にしている。

 

裏から見るとこんな感じ。

 

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ここは押し入れの一番下の段。

 

使用頻度はほとんどゼロに近いし、少しくらい出っ張りがあったところで、普段の使用感に影響することは殆どない。

 

 

こちらは表側。

 

電源コンセントを、この窪みの奥に一つだけつけてみた。コードの長さは最小限で露出を控える。充電台すらも見えない家が完成。

 

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こういう、押入れの一番下みたいな利用価値の低いスペースでも、少し別の発想を持ち込むと、有用な活用ができたりする。とても満足している。 

 

 

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ぶっちゃけこのアイデアは、ネットで調べても誰もやっていなかったので、こんな狭いスペースに本当にルンバが戻るか心配だったのだけれど、センサーが優秀みたいできっちり戻っている。すごい。

 

 

テクノロジーに合わせて家をデザインするという発想

 

家づくりをして感じたのは、このルンバに限らず、テクノロジーの進化によって、家の間取りも進化すべきなんじゃないか、ということ。

 

例えばインターネットの光配線。この出口を、引き出しの奥に設置した。

 

 

10年前であれば、LANケーブルがないとインターネットに接続することができない環境だったから、こんなことはあり得なかった。

 

当時の固定電話の栓の横に光ケーブルの出口があって、さらに壁や天井の裏にLANケーブルを這わせて、各部屋に一つづつ、LANケーブルの出力口があるような家やマンションが、「全部屋インターネット完備です!」というウリ文句で出ていただろう。

 

一方で、パソコンに有線LANの差込口すらなくなってしまった2017年

 

今後、有線に戻ることはもうないだろうし、引き込み口を見ながら暮らすような生活は、もう終わったのかなと思っている。 

 

 

家電のROIという発想

 

このルンバの部屋についてのツイートをした時、いろいろな人から反響をもらったのだが、ひとつ、こんなやりとりがあった。

 

 

"ROI"というのは、Return on Investment, 日本語で言うと、「投資対効果」。

 

で、やり取りの相手は、以前同じ会社で働いていた元同僚、ヨーロッパに住んでいる女性(母親)。

 

「こんなに時間が節約できるルンバ、コスパ高いよね」というのが結論なんだけれど、ここで言いたいうんちくとして、家電の投資対効果を無理やり式にするなら、

 

 家電ROI =(それをやったときの時給)× (家電があることで節約できた時間数)÷(家電そのものの値段)

 

なのかなと。

 

 

全自動洗濯機やルンバはこの値(ROI)が非常に大きい。ルンバ980はなんと10万円超え(2017年8月時点)で、他の掃除機に比べると、じっさいに買った機種、あまり安い買い物ではないんだけれど、これがあることによって節約できる時間と労力を考えたら、非常に安い買い物なのではないかと思っている。

 

 

 

こんな形で、家に入れる家電をまずはじめに決めてしまうと、賃貸暮らしでは考えられなかった発想で家の間取りを検討する、ちょっと変わった経験ができた。ちなみにルンバに合わせて家を整理整頓することを、ルンバライズと巷では呼ぶようなので、今回かなりルンバファーストな考え方で設計した家なので、まあ「ルンバライズ建築」とでも名付けようか。

 

今回はルンバを家に導入してみた、という話でした。テクノロジーの進化に応じて、家の間取りや家具の配置などを考えると、より生活が楽になるんじゃないかと思う。

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

  

 

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軽井沢から新幹線通勤しているけど何か質問ある?

転職をしたので、先月(2017年8月)から恵比寿に通勤することになった。

 

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長野に住んでいるんです、というと、「えっ、どうやって通勤しているの?」というような反応をもらう。この機会に、よくある質問とその答えを1問1答形式で答えていこうと思う。

 

 

 

 

通勤にどのくらい時間かかるの?

 

職場は恵比寿にあるんだけれど、最短で2時間10分くらい。ただしこの最短時間を出すためには条件があって、軽井沢駅6時34分発の始発(あさま600号)に乗ること。

 

恵比寿までのタイムテーブルとしては、

 

6:10 家を出る。車で軽井沢駅へ

6:25 軽井沢駅到着

6:34 軽井沢駅から新幹線に乗車🚄

7:45 東京駅に到着

7:48 東京駅で山手線外回りに乗車🚆

8:10 恵比寿駅に到着

8:20 職場に到着

 

とこんな感じ。

 

 

ちなみにうちの自宅は、軽井沢の西側、追分エリア。ここからは2通りの方法があって、新幹線の駅まで車で行くパターンと、最寄りの信濃追分駅にまず行って、そこからしなの鉄道で軽井沢駅を目指すパターン。

 

道が空いているのであれば、軽井沢駅まで車で行ってしまうのが良いのだけれど、7時台後半の遅い時間の新幹線に乗ろうとすると、軽井沢駅まで渋滞があったりするので、信濃追分駅からしなの鉄道を使うほうが時間が読めていいかも。

 

なお、以前は職場が京橋だったので、この電車に乗ると8時前に到着していた。

 

 

通勤にどのくらいお金がかかるの?

 

これについては、以前、かなり詳細にまとめた記事があるので、こちらを読んでもらうといいかも。

 

www.sakuraitaito.com

 

結論としては、お金はそこそこかかる。

 

ポイントとしては、会社からどの程度の通勤補助が出るかということと、自己負担額を投資と考えられるかどうか。

 

結局、最終的には、個人の価値観で、それを高いと感じるか、安いと感じるかといったところかな。

 

 

何時くらいに家に着くの?

 

今の職場では早朝出勤を上司に理解してもらえているので、ミーティングなどがなければ17時半の少し前には職場を出るようにしている。帰路のタイムテーブルとしては、

 

17:20 職場を出る

17:30 恵比寿駅で山手線内回りに乗車🚆

17:55 東京駅に到着

18:04 東京駅から新幹線に乗車🚄

19:10 軽井沢駅に到着

19:35 自宅に到着

 

通勤に2時間かかるわりには、意外と、家に着くのが早いのがわかると思う。この電車に乗れる日は、家族とご飯を食べるようにしている。

 

 

夏場は混まないの?

 

えー、混みます。

 

梅雨明けから、観光のピークシーズンが終わる9月くらいまで混みます。

 

 

ただし混む条件というのがわかっていて、まとめると以下のパターンかと。

 

・毎週金曜日の夜、18-20時台に東京駅を出る新幹線

・毎週月曜日の朝、8時30分以降に東京駅に着く新幹線

 

 

これにはきちんと理由があって、前ふたつは別荘族の新幹線乗車が増えるから。金曜の夜ともなると、軽井沢駅は大賑わい。

 

 

こういう日は、少し早めに新幹線の乗車口に並ぶようにしています。東京駅なら、早く並べば確実に座れるので。

 

お金がある人は、この時期だけでも、ピンポイントで指定席を確保してしまってもいいかも。

 

あとは言わずもがな、

 

・お盆の始まりの下り線、お盆の終わりの上り線

 

も間違いなく混みます。これはもうしょうがないので、在宅勤務できるなら在宅をしてしまったほうがいいかも。あとは有給をとるとか。

 

 

身体的な負担はどの程度?

 

自分の感覚値になるので、これが万人に当てはまるかはわからないけれど、疲労感という点では、そんなに大きくはないと思う。

 

新幹線に乗っている1時間は、仕事だったり読書だったりをしているので、あっという間。むしろこの時間は短いくらい。

 

一番きついのは、山手線で東京から田町、品川までの朝のラッシュ。ラッシュといえ、人の密着度、乗車時間を考えると、郊外から中央線や埼京線で来るなんかよりも全然楽勝なんだけれど、長野で生活をしていると人がいない生活に慣れてしまうので、必要以上にストレスを感じている、というのが正直なところかな。

 

とはいえこれ以上にきつい通勤をした経験もあるので、大したことないといえば大したことないかも。 

 

 

将来的に新幹線通勤を続けるつもり? 

 

これはYESでもありNOでもあるかな。ちょっと長いけれど考えを共有すると、、

 

まず、なんだかんだいって大きな仕事は東京にあるので、そこに勤め続けることは、すくなくともこの先5年くらいは、変わらないと思っている。

 

一方で軽井沢での生活は好きなので、できればそこで毎日仕事ができれば良いのだけれど。ただ、どんなにテクノロジーが発展し、人々の意識が変わってリモートワーク/テレワークが当たり前の世の中になったとしても、毎日軽井沢の家にこもって仕事、と言うのは考えにくいと思っている。

 

例えば、

 

・初対面のお客様へのご挨拶と、信頼関係の構築

・関係を強化したい取引先との会食など、ビジネス以外の話をする席

・ブレインストーミングなど、人が集まりわいわいガヤガヤやることに意義があるようなワークショップ

・飲み会、パーティなど、社内イベントによるチームビルディング

・業界セミナーやカンファレンスへの参加、あるいは自分が登壇するケース

 

このようなものは、やはりオフラインでないとなかなか機能しない。

 

また、良くも悪くも東京に人とお金と情報が集まっているのは事実なので、日本のマーケットを対象にビジネスをする場合、全く東京と縁のない仕事をすることも、将来的に考え難い。

 

それらを差し引いて、どの程度リモートワーク/テレワークが成り立つか、というところに左右されてしまうと思う。

 

では、現在、リモートワーク/テレワークはどこまで来ている? 

 

2020年には東京オリンピックが開催されるし、政府としても「テレワーク・デイ」などで啓蒙活動に励んでいると思うので、徐々に良い流れができているとは思う。

teleworkgekkan.org

 

 

ただ、この問題は、インフラや設備などの「ハード面」、人々の意識や文化・あるいは就業規則などの「ソフト面」の2つにわけられる。

 

ハード面。これに関してはかなり発達していると思っていて、通信インフラは軽井沢でも数十Mbps出る時代になってしまったので、全く問題がない。会社サイドでも、ビデオ会議ができるシステムや、個人のパソコンにカメラが内蔵されていることも当たり前になってきているので、大きな支障はないのが現状だと思っている。

 

課題なのはソフト面。会社によってはビデオ会議が当たり前に文化として根付いていることもあるけれど、例えば社外の人間と話す時などは、商流関係でお金をもらうほうが「お伺いしますよ」ということが多いのではないだろうか。いわゆる「礼儀だから」という文化的な共通認識である。まあこれは一理あって、対面の方が信頼関係を構築しやすいということはあると思うんだけれど、別に毎回対面でなくてもいいかな、と。

 

むしろ、自分は小心者なので、例えばベンダーさんに来社いただくときも、申し訳ないなあという気持ちがあった。エリア営業とかならまだしも、往復で場合によっては1時間以上を無駄にさせてしまうわけだし、ビデオ会議でやれば、その移動コストがゼロになるわけで。

 

 

この時間だって営業コストで、請求額に響くわけでしょ。そうであれば逆に、浮いた1時間のコストを引いて少し安くしてもらう、みたいな考え方もありなのでは、と思うことも。

 

ただ、テレワーク・デイの日のツイートを見ていると、まだまだ意識改革はこれからかなあ。

 

 

 

 

この「ソフト面」の意識については、2017年現在ではもう一歩かな、というところ。これからどうなるか楽しみではあるけれどね。 

 

 

 

 

今回は新幹線通勤に関する一般的な疑問を、Q&Aでまとめてみました。検討されている方の参考になりますよう。

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

 

 

 

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#軽井沢に家を建ててみる ⑨庭に生えている木と付き合っていく

軽井沢に家を建てるということは、自然とうまく付き合うということ。

 

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中でも一番気をつけなければいけないのは、20メートル30メートルになる高い木。高枝の手入れだったり、伐採だったり、 これらは素人ではなかなか手がつけられない。

 

うちの庭もその例外ではなく、今回、プロの木こりの方に診てもらうことにした。今回のブログポストはその話。

  

 

 

高枝を切る

 

家を建てる前に気づけばよかったんだけれど、背の高い木のなかには、いくつか枯れている枝がある。

 

枝といっても数10キロから物によっては100キロを超えるものもあるので、これが朽ちて屋根に落ちてくると危険。

 

ということで、特殊能力をもつ、「りょく」さんにお願いして切ってもらうことにした。

 

 

 

りょく さんはアーボリストといって、木の伐採をする人。ただその方法が普通ではなくて、ロープ2本で木に登り、ときにはチェーンソーを使い、高枝を切り落としていく特殊技術を持っている。

 

アーボリストを紹介した動画はこんな感じ。かなりダイナミックな仕事。

youtu.be

 

日本では寺社などにある巨木などに登って、木を殺さずにうまく枝を落とすなどの仕事があるみたい。この日も、ものの15分くらいで10メートルほどを軽く登り、枯れた木の枝を落としてくれました。 なんか楽勝っぽかった。。

 

アーボリスト、日本ではあまり認知されていない職業で、こういった高枝の伐採をするときには、クレーンで人を吊り下げてすることが多いんだとか。ただ、山の中だったり、こういった家を建てた後だと、なかなかクレーンを搬入することもできないので、アーボリストの活躍の場になるらしい。

 

りょくさん曰く、クレーンを入れると、その土地に生えている、痛めなくてもいい草木を痛めることになるので、アーボリストという職業が認知され、もっと広まるといいと言っていた。

 

 

 

 

生態系を壊すような木は、伐採してしまう

 

りょくさんに診てもらって、家にかかるもの以外に、ひとつ伐採をしないとと思ったのが、ニセアカシアの木。これは北米から来た外来種で、非常に繁殖力が高い。大きな木が一本あると、その周りに群生してしまい、もともとあった日本由来の生態系を変えてしまうんだとか。

 

http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170803-OYTNT50117.html

 

アカシアという名前が付いているように、実際にこの木には良い匂いのする花が咲き、 蜂蜜の元になるみたいで、あえて植樹しているような養蜂農家もあるみたいなんだけれど、本来は日本の森で育ってはいけない木とのこと。ということで、バッサリやってもらいました。

 

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30メートルはあったと思うけれど、あっさりと伐採が終了。いやープロの技術はすごいよな。。

 

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薪をつくる

 

木を切ったのはいいのだけれど、問題なのはその後の処分をどうするか。

https://twitter.com/hellokaruizawa/status/792581314775887873

 

一応、軽井沢では貯木場というところがあって、ここに業者を使わず自力で運べば、タダで引き取ってくれる。

貯木場の利用について | 長野県軽井沢町公式ホームページ

 

とはいえここに持っていくためには、ひどい労力がかかる。

 

まず軽トラが必要。SUVの荷台なんかでは歯が立たない。また、木はかなり重い。丸太のままでは無理なので、まずチェーンソーで30〜40センチの長さに切り刻むこと(いわゆる玉切り)が必要。ちなみに丸太の重さは、直径30センチ、2メートル程度でも数100キロはあるので、人力での搬出は絶対無理。

 

結局プロに頼むのが一番・・ということで、りょくさんに頼んで、どうせ玉切りするんだからということで、薪作りまでやってもらうことに。

https://twitter.com/hellokaruizawa/status/879994590786240512

 

いやーりょくさんなんでもできるな・・・

薪割りの終わりには、サービスでスエディッシュトーチ(スウェーデン式のトーチ)も作ってもらいました。これ、そのまま燃やすことができて、金網を上に置いたり、鉄鍋を載せたりすることで、これ一つでグリルやコンロになるんだとか。

 

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ちなみにりょくさんは地元小諸出身。東信地域についてとても詳しいので、木のこと以外にも色々教えてもらえました。「移住して家を建てた人は、いろいろわからないこともあり不安だと思うので、なんでも言ってください」とのこと。地元のあやしい飲み屋なんかも詳しいとのことなので、これからも頼りにしています(笑)

 

そんな感じなので、ブログ読者の皆様、困ったことなどあればりょくさんを紹介しますのでおしらせくださいね。 

 

 

 

森の中に家を建てると、都会のマンション暮らしでは考えられなかったような手入れが発生する。また、木は生きているので、これからもいろいろと対処しない問題も、その都度出て来るだろう。

 

お金も時間もかかるので、面倒といえば面倒なんだけれど、それらも自然と共存して生きていくために、経なくてはならないプロセスの一つなのかもね。森の中に家を建てて定住したい、と考えている読者の方がいらっしゃるのであれば、そういったことも覚悟してから決めた方がいいかも。

 

 

 

ということで、このブログ記事が、いつか誰かの役に立ちますように。

 

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